市場動向
2026年9月版|2026年9月21日公開
日本と米国の住宅着工と住宅関連金利を同じ時間軸で確認し、東京の住宅取得・投資判断に何が重要かを整理します。
東京の高級賃貸の成約賃料については、TokyoExpatの2026年8月高級賃料レポート(英語)を参照してください。住宅着工・金利とは異なる、実際に成立した賃貸契約の動向です。
日本
住宅着工は2010年代半ばを下回る一方、長期金利はゼロ金利時代より高い水準です。
米国
住宅ローン金利は高止まりし、住宅着工は持続的な拡大に戻っていません。
東京への示唆
全国着工だけで需給を判断せず、都心の供給制約、物件固有性、資金調達条件を分けて評価する必要があります。
日本:住宅着工と金利
低金利だった時期にも着工は弱含みました。これは、人口動態、既存住宅ストック、建設費、供給能力など、金利以外の要因も重要であることと整合的です。もっとも、本図は相関を示すもので、個別要因の因果関係を特定するものではありません。
米国:住宅着工と住宅ローン金利
2022年以降の金利上昇と住宅着工の減速は同時に観察されます。ただし、在庫、家計所得、建設コスト、地域差も大きく、金利だけで動きを説明することはできません。
東京の購入・投資判断で見るべきこと
- 全国統計と都心物件を分ける:東京中心部では土地・建設供給の制約が強く、全国着工の低下が直ちに価格下落を意味しません。
- 金利感応度を数値化する:保有期間、固定・変動、借入比率を変えたキャッシュフローで評価します。
- 出口流動性を優先する:表面利回りだけでなく、賃貸需要、管理状態、再販時の買い手層まで確認します。
データと算定方法
日本:国土交通省 建築着工統計、日本銀行 時系列統計。米国:U.S. Census Bureau、Freddie Mac PMMS。公表値は改定される場合があります。本稿は一般的な情報提供であり、投資・融資・税務・法務上の助言ではありません。
東京の住宅を数字で評価したい方へ
物件、資金計画、出口戦略を独立した立場で検討します。Edo Partnersへ相談する
物件、資金計画、出口戦略を独立した立場で検討します。Edo Partnersへ相談する
